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ゴルフコンペとは?初心者必見!コンペのルールやマナー、1日の流れを全解説

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こんにちは、ゴルフコンペ景品選びの専門家 古谷です。ゴルフコンペ景品専門店「エンタメゴルフ」を運営しています。

ゴルフ初心者のみなさんがゴルフを始めるきっかけにもなる「ゴルフコンペ」。ここでは、ゴルフコンペの幹事さんだけでなく、初めてコンペに参加する人がチェックしておきたいルールやマナー、1日の流れについて解説します。

そもそもゴルフコンペとは何?

ゴルフコンペとは?説明画像

ゴルフコンペは「ゴルフコンペティション」のことで、日本語に直訳すると「ゴルフ競技会」のことです。とはいえ、プロの行う試合というよりは、「仲間内で一緒にゴルフを楽しむことで親睦を深めるゴルフ大会」というイメージが正しいです。

ゴルフコンペでは、決められた参加料金を支払って、そのコンペのルールの中でラウンドします。2~4組で行われる小規模なものから、1日貸し切って行う大規模なコンペまでさまざまです。

ゴルフコンペの種類

ゴルフコンペには、大きく分けて3種類のコンペがあります。

  • 親睦を深める「プライベートコンペ」
  • 誰でも参加できる「オープンコンペ」
  • ゴルフの腕を競う「競技コンペ」

一般的には、ゴルフコンペと言うと親睦を深めるための「プライベートコンペ」であることが多いです。

親睦を深める「プライベートコンペ」

いわゆる「ゴルフコンペ」のイメージに近いのが、プライベートコンペです。会社や友人、お店などが主催し、招待された人だけが参加できるコンペです。社員や取引先、友人との親睦を深めることを目的として開催します。

誰でも参加できる「オープンコンペ」

参加費を支払えば誰でも参加できるコンペのこと。ゴルフ場が主催し、地域の企業やゴルフメーカーが協賛することが多いです。協賛メーカーの商品や地域の食品など、コンペ景品の幅が広いのも特徴です。

ゴルフの腕を競う「競技コンペ」

あまり一般的ではありませんが、純粋にゴルフの腕前を競うことが目的の、試合のようなコンペが開催されることもあります。スクラッチと言われるハンデなしのルールで行われます。ゴルフクラブが会員を対象に主催することがあり、ゴルフクラブ内のチャンピオンを決めるコンペ(クラブチャンピオンシップ)の緊張感はプロさながらです。

ゴルフコンペの競技形式

ゴルフコンペの「競技形式」とは、勝敗を決める集計方法によって決まります。通常の競技ゴルフは「ストロークプレイ」で行うのが基本です。これはゴルフの打数(ストローク)のトータルで競う方法ですが、実力差があるプレイヤーの参加するゴルフコンペには向きません。

そこで、ゴルフコンペではハンディをつけて、初心者から上級者までみんなが楽しめるように工夫します。ゴルフコンペでよく用いられる競技方法には、次のものがあります。

ゴルフコンペの競技方法説明
ダブルペリア(新ペリア)ゴルフ場が決めた12ホールの結果でハンディを決める集計方法。ゴルフコンペの競技ルールとしては、一番メジャーな方法です。(後述)
ペリアダブルペリアの半分、6つの隠しホールでハンディを決める方法です。ダブルペリアよりも、かなり運要素が強くなります。
スクラッチ(ハンデなし)ハンデなしで行うストロークプレイのことをスクラッチといいます。グロススコアのみで勝負する、ゴルフ上級者が集うコンペに向いている競技方法です。
プライベートハンディそのコンペ独自で決めたハンディに従って行う場合もあります。公式ハンディや、過去のコンペ結果に基づいたハンディを使い、実力差がある場合でも楽しんでプレイできます。
オネストジョンプレー前に自分の予想スコアを決め、プレー後の実際のスコアが予想にどれだけ近かったかを競う競技方法です。珍しい競技方法なので、たまに取り入れると盛り上がるかもしれません。

ゴルフコンペの定番はダブルペリア(新ペリア)

ゴルフコンペで一番使われる競技方法が「ダブルペリア(新ペリア)」です。簡単に言うと、「ゴルフ場が決めた12ホールの結果でハンディを決める集計方法」です。

ダブルペリアは運と実力のバランスがいい集計方法なので、初参加者が多いコンペでも使えて、表彰式まで誰が優勝するのかわからないため盛り上がるというメリットがあります。

ダブルペリアについては以下の記事でも詳しく解説しています。

ゴルフコンペルール(ダブルペリア)の解説

ゴルフコンペのローカルルール

ゴルフコンペには、それぞれのローカルルールが準備されています。さまざまな参加者がいる中でスムーズにプレーを進めるのがローカルルールの役割です。

例えば、有名なローカルルールとしては、以下のものがあります。

  • ダブルパーカット
  • プレーイング4
  • ワングリップOK
  • ワンペナ・ゾーン

ゴルフコンペに参加する際には、そのコンペのルールを確認して、違反しないように注意しましょう。

ゴルフコンペ参加時のマナー

初めてのゴルフコンペだと、参加時のマナーに迷いますよね。ここでは、気持ちよくゴルフコンペに参加する上で守りたいマナーを紹介します。

ゴルフコンペの服装

ゴルフは紳士のスポーツ。エチケットやマナー、TPOを意識した服装にしましょう。特にゴルフコンペのときは、ゴルフウェア以外の服装で入退場する点に初心者は要注意です。

  • クラブハウスに入るときは、ジャケットを着用
  • シャツ、ポロシャツなど襟付きの服が基本
  • Tシャツやジーンズ、ジャージ、サンダルなどカジュアルすぎる服はNG
  • タオルを首からぶら下げるのはエチケット違反
  • 日差しが強いので、帽子やサングラスは必須
  • パーティ時も、クラブハウス利用時と同じ服(ジャケット)でOK

コンペやゴルフ場によってドレスコードが決まっていることがあるので、事前に幹事やゴルフ場に問い合わせておくと安心です。(幹事のみなさんは、参加案内にドレスコードの記載をしておくと親切ですね!)

ゴルフコンペ 競技時のマナー

ゴルフ初心者も必ず守りたい最低限のマナーをご紹介します。

  • 時間厳守
  • 同伴者の応援をする
  • プレー中は静かに
  • スロープレーを避ける
  • ゴルフマーカーを正しく使う
  • ボールスタンプを使う

以下、詳しく説明します。

・時間厳守
集合時間は必ず守りましょう。遅れそうなら、幹事に連絡を入れます。

・同伴者の応援をする
ゴルフを通じて親睦を深めるのもコンペの目的。自分のプレーだけに集中するのではなく、他の人のショットに掛け声をかけ、盛り上げましょう。

・プレー中は静かに
同伴者が打つとき(アドレスに入った後)には静かにし、集中を妨げないようにしましょう。

・スロープレーを避ける
ゴルフは時間厳守が大切。全体の終了時刻にも影響するので、テキパキと行動しましょう。自分の打順ですぐに打てるようにクラブを選んでおく、ボールのもとへはクラブを複数本持っていくなど工夫します。

・ゴルフマーカーを正しく使う
ゴルフマーカー(ボールマーカー)は、グリーン上で自分のボールの代わりに置くマークのこと。他のプレーヤーの邪魔にならないよう、適切に使いましょう。使う際は、カップに向かってボールの真後ろにマーカーを置き、その後でボールを取ります。この時、ボールから離れすぎないように注意しましょう(2インチ(5センチ)以内)。

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・ボールスタンプを使う
必須ではありませんが、ゴルフボールスタンプを使って自分のボールを判別しやすくするのも円滑なプレーに役立ちます。名入れのオリジナルボールスタンプを準備すると、気分も上がります。

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ゴルフコンペ当日の1日の流れ

ゴルフコンペの1日の流れをまとめると、以下のとおりです。

  • 朝の集合
  • 開会式
    • 開会のあいさつ、ルール説明、注意事項の伝達、写真撮影、始球式
  • 午前中のラウンド
  • お昼休憩
  • 午後のラウンド
  • ラウンドが終わった人から片付け
  • 表彰式(閉会式)
    • あいさつ、成績発表、表彰式、締めのあいさつ
  • 解散

初心者の方も、1日の流れがわかっていると安心して初めてのゴルフコンペを楽しめます。幹事さんも、当日スムーズに進行するためにシュミレーションしておきましょう。

①朝の集合

まずは、朝の集合&受付です。幹事さんは、参加者に連絡した集合時刻の1~2時間前にはゴルフ場入りし、受付の準備を行います。

②開会式

全員集合したら、開会式を行います。開会式は、概ね以下の流れで行われます。

  • 開会のあいさつ
  • 主賓のあいさつ
  • 注意事項、ルールの説明
  • 写真撮影
  • 始球式

開会式は15分程度と短時間ですが、当日の注意事項などが伝達されるので、楽しくプレーするためにも聞き漏らさないよう注意しましょう。

③ラウンド

各組に分かれてゴルフを楽しみます。一般的には午前中に9ホール、お昼休憩を行って、午後に9ホールという流れで進めます。感染症対策や時間短縮のため、お昼休憩を挟まずに18ホールを連続で行う「スループレー」を採用するケースもあります。

ラウンドが終わったら、「エチケットリーダー」と呼ばれる各組の代表者がスコア表をゴルフ場に提出します。そして、表彰式が始まるまで各自休憩です。入浴を済ませたり、ドリンクを飲んだりして待つことが多いです。

④表彰式(閉会式)

クラブハウス内の会場で表彰式を行うのが一般的なゴルフコンペの流れです。状況にもよりますが、軽食やドリンクが提供されることもあります。ゴルフコンペの閉会式のメインは、表彰式!ゴルフ場が集計してくれた結果に基づいて、幹事の進行で結果発表が行われ、同時に景品の贈呈式が行われます。コンペによっては景品に力を入れていることも多く、参加者が一番盛り上がる瞬間でもあります。

ゴルフコンペ表彰式の幹事の様子

優勝・準優勝・ブービー賞・ブービーメーカー賞など、順位に基づく賞だけでなく、ニアピン賞、ドラコン賞、ベスグロ賞、猛打賞、大波賞、小波賞など、さまざまな賞が準備されています。豪華景品からおもしろ景品まで、何がもらえるか楽しみな瞬間です。

表彰式が終わると、締めのあいさつがあって閉会、というのが一般的なゴルフコンペの流れです。

ゴルフコンペの幹事に任命されたら?

ゴルフコンペに何回か参加すると、幹事に任命されることもあるかもしれません。自分に幹事ができるか不安…という人は、ぜひ以下の「幹事の進め方」の記事を参考に準備を進めてください。

ゴルフコンペ幹事の準備
ゴルフコンペ幹事向け、コンペ景品の選び方

ゴルフコンペは参加するのも楽しいですが、幹事は幹事ならではの楽しみがたくさんあります。ぜひ、参加者としても、幹事としてもゴルフコンペを楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人
古谷理朗

株式会社アンバリッド代表取締役社長古谷理朗(エンタメゴルフ)

株式会社アンバリッド代表取締役。大阪生まれ堺市在住のゴルフ好き。 社会人の新人時代からゴルフコンペの幹事をすることが多く、社内・取引先・ゴルフ仲間・同級生コンペなど500回以上の幹事を経験。自らの景品選びに苦労したことをきっかけに、ゴルフコンペ景品のECサイト(通販、ネットショップ)、「ゴルフコンペ景品のエンタメゴルフ」を立ち上げました。普通のゴルフショップでは売っていない、おもしろグッズや名入れの商品などを中心に2000点以上取り扱っています。

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